(過去ログ22-24より)
(ログ22より) 子わんこ絞り♪ -<せお>
(ログ22より) 除夜の鐘とおそばと… -<kei>
(ログ23より) 駄々っ子W! -<kei>
(ログ24より) パンダ! -<kei>
(ログ24より) インフルエンザ -<いくり>
子わんこ絞り♪ -せお 2007/01/01(Mon) 00:11
ある日、ジュール隊長がご帰宅遊ばしますと、お屋敷の中には奇妙な空気が。
イザ「おい、何の騒ぎだ?」
アス「ああ、お帰り。シンが部屋に閉じ篭っちゃって…」
シン「(お部屋の中でえぐえぐしている)」
イザ「今日は母上からの勧めで小僧どもを連れてペットサロンに行ったのだろう?」
アス「そうなんだ!2人とも凄く綺麗にして貰ったよ」
イザ「ああ、玄関でレイに会った。耳も尾も綺麗にトリミングして貰えたようだな」
アス「だけど、シンが途中から泣き出しちゃってさ、帰ってからもこの調子なんだ」
イザ「途中から? 一体何をされたんだ?(と、サービス明細に目を通し…)んんん??? 何だ、この『肛門絞り』っていうのは?」
アス「ああ、それか? トリマーさんに教えて貰ったんだけど、健康の為に3ヶ月に一度はやった方が良いんだそうだ。こうやって(と身振り手振りしながら)尻尾をこんな感じに持ち上げて、お尻をくいっと突き出させてさ、で、肛門をきゅっきゅってして“肛門腺”を絞るんだって。そうすると詰まりが取れてすっきりするらしいよ」
イザ「…それを貴様の目の前でやったのか?」
アス「ああ、いっぱい出てさ、可愛かったよ♪ トリマーさんからやり方を教わったから、これからはウチでも出来るよ。 肛門の周りの毛も綺麗にトリミングしてくれて凄く可愛くなったんだから出てくれば良いのになぁ」言いながら宥める様にシンに声を掛け続ける奥方様に、隊長は疲れきった顔で“肛門絞り”は軍の健康診断でやるからと貴様はせんで良いと告げましたとさ。
**********
あーーーーーっ、書いてるうちに年を越してしまったぁぁぁーーーーーっ(>_<)
新年初カキコがこれとは!!
…スミマセヌ。
除夜の鐘とおそばと… -kei 2007/01/01(Mon) 01:06
かくっ!
と、子わんこの首が傾いだので、ご主人様は慌ててそれを抑えました。
シンのお口からはおそばがいっぽん、ちょろんとはみちゃってます。
苦笑と共にそれを取ってやりながら、大きなお目々を半分以上閉じちゃっているシンに、「シン、眠いんなら布団に入れよ」
ってご主人様が。
でもシン、ふるふるって頭を振って、また必死にお目々を開けて、それから落としちゃった先割れスプーンを握りなおして。「おそば…」
呟いて、おコタの上のざるに盛られたおそばに挑もうとするんだけど。
でも。「もう大丈夫だ。シンはちゃんと『年越しそば』食べたよ。もうニューイヤーだから」
ご主人様、優しく、おねむの子わんこに言い聞かせます。
旦那様とご主人様とシンと。
揃って地球の、小さな島国の旅館に来ています。
去年の最後の日と、今年の最初の日をここで過ごすんです。
お部屋にはおコタがあって、お庭は雪で真っ白!
子わんこ、ご主人様といっぱいいっぱい雪で遊びましたよ!
その夜は『大晦日』。『除夜の鐘』を聞きながら、『年越しそば』を食べて長生きになるのです!
(←惜しい!)
シンはこんなに夜遅くまで起きてたことないんだけど、昼間の遊び疲れで凄く眠いんだけど。でも、がんばっておそばを食べました。
冷たいおそば、暖かいお部屋で食べると美味しいのです! それで、『除夜の鐘』を50まで数えた辺りで…限界ー。「ながいき?」
うにうにと、抱き上げられたご主人様のお膝に顔をこすりつけながらシンが聞きます。
「…元々コーディネイタードッグは長生きだろうが」
ボソリと旦那様が言いましたけど、子わんこ聞こえてません。
「ああ、長生きできるさ」
「…みんな…ずっといっしょ?」
「そうだな。一緒だよ」優しく優しく、背中を撫でてくれるご主人様の大きないい匂いのする、手。
シンはうっとり、お目々を閉じて。「…アスランさん」
「ん?」
「……おでめと」今年も、俺が守るから。
アスランさんも、みんなもね。
だから、今年もよろしくね。
新年のご挨拶一言。それで、初夢辿る夢の国に行っちゃったシンの頭を撫でながら、にっこり笑ってご主人様も、「おめでとう、シン」
ご挨拶。
「ようやく暮れて、あっという間の年明けだな」
旦那様も、笑顔です。
今年もよろしく。
言葉にする代わり、旦那様とご主人様はぐい飲み同士、カチリと合わせて新しい年を迎えます。
月は東に 日は西に
愛し殿御は真向かいに
愛し子わんこ真ん中に
皆様2007年あけましておでめとうございます!
本年もよろしくお願いします。
年明け早々に皆様の楽しいお正月作品が拝めるなんてー!
実に幸先のいいスタートっす!
駄々っ子W! -kei 2007/01/04(Thu) 15:57
お年始です。
国防総監の旦那様、お休み明けてプラントに帰ってきたら、いきなりの大忙しです。
あっちにお呼ばれ、こっちでスピーチ。
ニュースペーパーやTVにも出ていっぱいの質問に答えたり、プラントを訪問する地球各国のお客様を警護したり…。
そうしてご主人様も、それなり大忙しです。
引きこもりに見えますけど、ちょっとそうかもしれないけれど、ご主人様にだってそれなり人付き合いはありまして。
なので、時には旦那様の予定とブッキングして、…で
「やだー!」
「シン、ちょっとだから。すぐ戻るから」
「やだやだー!!」玄関でご主人様のおズボンの裾にしがみついて、子わんこわぁわぁ大泣きなんです。
こんなに声を張り上げて泣いちゃうのも珍しいし、こんなに駄々をこねるのも、珍しいんですよ、実は。
今日は旦那様とご主人様はそろってお出かけ。
なのですが、お留守番を頼んだシンが、どういうわけかいつにない駄々っこになっちゃって。「アスランさん置いてっちゃやだー!!」
ご主人様、困ったお顔でシンを抱き上げました。そうしてうぐうぐしながら必死にしがみついてくるシンを、よしよしってあやします。
心配そうに見上げてくるレイに、大丈夫だよって、ご主人様は声に出さずに言って。
ドアにもたれて様子を見ている旦那様は何も言いません。
これは、ご主人様とシンの問題だって、わかっちゃってるんです。「シン」
ご主人様が優しい声で言いました。
「シンを置いてなんて行かないよ。もう、行かない。大丈夫だ。だってここは俺たちの家なんだから。な?」
「………」
「だから、いい子で、レイとお留守番しててくれ。気になるなら、携帯に電話してもいいぞ」
「………」
「シン?」
「……帰ってくる?」
「当たり前だろう」
「……すぐ?」
「ああ」泣いちゃったほっぺに、ご主人様はちゅってして。
「帰ってくるよ。シンのところへ」
戦争があって。
ご主人様は、どうしようもない事情で、子わんこのシンを一匹置いて、その代わりに子猫のメイニャンを連れてザフトを出てっちゃったことがあります。
シンはその時すごーく泣いて、ご主人様が恋しくて恋しくて恋しくて泣いちゃって。なので、
なので、子わんこシンは
シンは、お留守番が大嫌い。
ご主人様に置いていかれちゃうのが、大嫌いで、怖いのです。
「俺も」
エレカのハンドルを握る旦那様が、浮かない顔のご主人様をちらりと見ながら言いました。
「あんな風に駄々でもこねれば良かったか」
「え?」ご主人様びっくり!
「”行かないでくれ”と、縋れば良かったか?」
いたずらっ子みたいな顔でそう言った後で、
「いや。それでも、お前は行くだろうがな」
未練たっぷり残して。後悔ばかりをひきずって。
「……縋ったりしないよ。お前は」
ほんの少し、寂しそうにご主人様が笑うので。
笑うので、旦那様は思わず黙ってしまいました。「行くなとも、言わないよ。お前は。だから俺は、そういうお前に未練を残して、お前を裏切ることに後悔するんだ」
いつも。
いつも。「裏切ったのか?」
「どう思う?」
「そうなら、今頃生きてはおらんぞ」
「だと思った」旦那様もご主人様もちょっと笑って。
目的地まではオートドライブに切り替えて。
そうして笑ったまんまの唇を重ね……。お留守番子わんこも笑えるように、今日は特別、アイスクリームを買って帰りましょう。
みんなのお家に帰りましょう。
パンダ! -kei 2007/01/11(Thu) 23:19
「パンダ!」
子わんこシンの最近のお気に入りは
「パンダ!」
で、ある。
白と黒のブッチー。垂れたように見える眼。
ぬいぐるみのような体型の、ころころと可愛い「パンダ!」
を、見た。見せてもらった。見ちゃった。
旦那様が持ってたビジュアル・レイ(最新型の映像媒体)で。
以前、エザリアおばちゃんに着せられてカイカイになっちゃったパンダの着ぐるみ。その時の写真を見ていて、本物がどんなのか知りたくって。
絵本で探したんだけどなかったから、旦那様に聞いてみたんだ。
そしたら、動いてる本物のパンダを見せてくれた!
ちいちゃくって丸くて可愛い「パンダ、欲しい!」
「国際保護動物認定種だよな?」
「そうだ」
「でも思ったよりも小さいんだ」
「あれは子供だ。それでもチビよりでかいぞ」
「…だよなぁ」旦那様とご主人様の内緒話なんかシンは聞いてない。
熱心に画面を見ている様子を観察していると、ひょっとして、あの体型に何か近親感でも持ったのかな?
なんてご主人様は考えて。
…着ぐるみはダメだけど、帽子ならいいよな…
パンダの頭を模った帽子、作ってみよう被せてみよう。
それで写真も撮っちゃおう。と。
虎視眈々。「…パンダが虎に狙われてるのか…」
旦那様、座布団1枚。
※TVで子パンダの集団見たんだよ! 可愛いんだよー!
インフルエンザ -いくり 2007/01/16(Tue) 00:06
シンは子わんこです。
冬でも、元気いっぱい子わんこです。
しばらく、一人でお仕事行っちゃってたご主人様が帰ってきて、とっても幸せ子わんこです。
でもご主人様、シンのキライなアスハのとこ行ってたんだって!
ぷんぷん。
いっつもお寝坊のご主人様、今日はもっとお寝坊です。
起こしに行ってもなかなか起きてくれなくって、シン、嫌んなっちゃった。
それでものっそり起きてきたご主人様、ボーっとしながら、トースト齧ります。「・・・何か、味、変じゃないか?苦いような・・・・・」
「苦くてどうする。さっさと食え」
「ヨーグルトにハチミツかけてあげるよ!」
「じゃ、もらおうか。・・・おいシン、もうそれくらいでいいぞ」それでも、みんなでのんびり朝ご飯をしていると、るるるるる、と、電話が鳴りました。
シンから、さりげなくハチミツのボトルを遠ざけていたレイが、コーヒーを煎れてる旦那様の代わりにその電話を取りました。「・・・・元隊長、アスハ代表からお電話です」
ご主人様は、お口の中のトーストを、もぐもぐごっくん。ずずーっとコーヒーをすすってから、レイから受話器を受け取ります。
「ああ、カガリ。この間はありがとう。・・・・・・うん?・・・・・大変だな、それは・・・・・」
相手がアスハなのは気に入りませんが、なんだか難しいお話してるみたいなので、シンはどうでも良くなって、ご主人様のヨーグルトに、もっとはちみつ足しました。
「シン、隊長に聞いてから足したらどうだ?」
「そうだね!」ハチミツとっぷりのヨーグルト。でも、シンのご主人様なら食べちゃうかな。
そう思ったレイは、今度こそハチミツのボトルを取り上げて、自分のヨーグルトにちょっと少なめにかけました。「見てるだけで胸が焼けるな」
そうでしょうとも。
旦那様は、煎れたてのコーヒーをブラックですすっています。「うん。わかった、気をつけるよ・・・・お前もな。じゃあ」
かちゃん、と受話器を戻し、ご主人様も朝ご飯に戻ります。
「何の用だった?」
「うん。オーブでインフルエンザが流行ってるんだそうだ」ご主人様、トースト二枚目。
「それが、コーディネイターの抗体でも追いつかない新種らしくて。もっとも、俺たちがかかってもナチュラルほど重くはならないらしいんだけどな。俺も一昨日までオーブにいたから、心配してくれたみたいだ」
目玉焼きはぷるぷる半熟。
でもそれを口に入れて、ご主人様は、また首を傾げて。「・・・卵、古くないか?」
「昨日届いたんだ。古いわけなかろう」そうして今度は、旦那様が首を傾げました。
「苦いのか?」
「苦いっていうか・・・ざらざらした味というか・・・・」それでもご主人様、目玉焼きぺろり。
そうして、『ごちそうさま』ってしたご主人様に、旦那様はお顔をくっつけました。「ちゅーしちゃやだーーー!」
「せんわ!」ジャムのスプーン振り回し、きゃんきゃん騒ぐ子わんこに怒鳴ってから、旦那様、もう一度、奥様のおでこに、自分のおでこをこっつんこしました。
そうして。「頭や手足に痛みはないか」
「そういえば、少し痛いが・・・それはお前のせいだろ?」ご主人様、頬っぺた赤ーい。
「・・・・なるほどな。昨日マグロだったのはそのせいか」
旦那様、一人でうんうんと何かを納得。
「なんだよ人を魚みたいに!」
ぎゃんっと、子わんこみたいに吠えたご主人様、元気いっぱいに見えるけど。
「熱と、それに伴う味覚の変化、頭痛、筋肉の痛み。起きてこなかったのはだるかったからだろう。・・・・間違いなくインフルエンザだな」
旦那様は、ご主人様をひょいと抱き上げて、そのままお部屋へ連れて行こうとします。
「今日は大人しく部屋で寝てろ。・・・小僧、近寄るなよ」
「「えーーーー!!」シンとご主人様、同時にぶーぶーの抗議!
「確かにちょっとだるいけど、何ともないんだぞ?」
「貴様が鈍いだけだこの体力馬鹿!」
「やだよ!アスランさんと遊ぶんだよ!!」
「寝込みたいのか小僧!」
「「だってーーーー」」
「問答無用!」ぎゃーぎゃー騒ぐ三人が、廊下の向こうに消えてから。
「・・・・確か、潜伏期間は1日から3日」
そう呟いたレイは、せっせと朝ごはんのお片づけに取り掛かりました。
3日後。
レイの予言どおり、旦那様は見事にインフルエンザにかかりましたとさ。レイ「したなら、当然感染するでしょう」
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今年は流行ってないけどね。